肌に負担をかけない「筆洗顔」で毛穴の汚れを一掃

肌にとっていちばんよくない洗順法は、ゴシゴシ顔をこすって、肌に余計な刺激を与えることです。炎症の原因にもなり、繰り返し不要な力が加わることで肌にはダメージが蓄積していきます。せっかく浮き上がった汚れを毛穴に押し戻すことになり、それが肌のくすみやニキビを引き起こす原因になったり、とりすぎた皮脂を補おうとして過剰に皮脂を分泌させたり、角質がとれすぎて紫外線の影響を強く受け、しみやしわができやすくなったりします。かといって、フワフワの泡でやさしく包むだけでは、小鼻のきわなど脂っぽくなりやすい部分まできれいに洗うことができず、汚れが残ってしまうことにもなります。毛穴などに残った古い皮脂が酸化すると、これもしみやくすみの原因になります。

理想は、肌に不要な刺激を与えず、汚れや余分な皮脂のみをしっかりととり去る洗顔。この条件を満たすのが「筆洗顔」です。細かい筆先が毛穴の奥まで入り込んで汚れをかき出してくれるため、肌に力がかかりすぎることもありません。使用する洗顔料は、いつも使っているものでかまいませんが、あえてあげるとすれば、石けんとしての純度が高く泡立ちがよい完全飽和脂肪酸石けんをおすすめします。

肌にやさしい筆洗顔とはいえ、やりすぎに気をつけ、皮脂が酸化している夜の洗顔時に行うのが効果的です。 

「筆洗顔」のやり方

用意するもの

絵の具の筆(未使用のもの。習字用は先がとがっているので不適。馬毛の、先が平らな平筆が顔洗顔に適している)

  1. ぬるま湯で顔全体をぬらす。入浴時にお風呂で行うと毛穴が開きやすい。
  2. 石けんを泡立てる。泡立て用のネットを使うと便利。
  3. まずTゾーンなど皮脂の多い部分から、ほおなど乾燥しやすい部分の順に泡をのせていく。
  4. 軽くぬらした筆で、小さな円を描くようにやさしく洗う。乾燥を感じる部分、肌荒れなどトラブルを起こしている部分は避ける。
  5. ぬるま湯で泡を洗い流す。髪の生えぎわは泡が残りやすいので注意。
  6. 洗顔後はふだんと同じ化粧水などでケアを。筆はしっかりすすぎ、乾燥させておく。

筆先を肌に垂直に当てるのが、毛穴の汚れをしっかり落とすコツ。 

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