食べても肌に塗っても効く酒粕。美白・保湿成分がたっぷりの「酒粕石けん」

古くから百薬の長として知られる日本酒。清酒もろみを発酵・熟成させていますから、ダイエットや抗酸化作用などに有効な薬効成分(フェルラ酸など)がたっぷり詰まっています。

美肌効果もそのひとつです。太陽の光によって日焼けやしみ、そばかすができるのは、チロシナーゼという酵素がアミノ酸の一種に作用してできるドーパクロムが、紫外線を受けてメラニン色素に変化するため。つまり、ドーパクロムをつくり出すチロシナーゼの働きを止めれば、肌が黒くなったり、しみ、そばかすに悩まされたりすることもない、ということになります。酒粕には、その美白の敵ドーパクロムを増やすチロシナーゼを阻害するアルブチンや遊離リノール酸、こうじ酸などが豊富に含まれています。

また、酒粕には、20種類以上ものアミノ酸や有機酸、グリセロールなど、もともと皮膚の角質に存在する保湿成分もたっぷり。加齢や日焼けによって、これら保湿成分か減少した肌に、酒粕を練り込んだ石けんを使えば、肌再生アミノ酸のプロリンやアルギニンなどを補い、コラーゲンの保湿機能を高めてうるおいのある肌に戻してくれるのです。

さらに、「酒粕石けん」に含まれるタンパク質やビタミン類、マグネシウムなどのミネラル、細胞の代謝を高める核酸などの相乗効果により、毛穴から皮脂や老廃物が除かれ肌の新陳代謝が活発になります。ですから酒粕石けんは、美白や乾性肌だけでなく、ニキビやアトピー性皮膚炎の改善にも効果を期待できると考えられるのです。

「酒粕石けん」の作り方

用意するもの

酒粕50g(板状に固めた酒粕の場合、 日本酒を加えて耳たぶくらいのかたさに練っておく)、石けんのもと100g、ボウル、菓 子などの紙容器

  1. ボウルに酒粕と石けんのもとと水60mlを入れて、よくまぜ合わせる。
  2. 型に詰める。空気が入らないように少しずつ詰めるのがコツ。
  3. 2.にふたをせずに2日おき、容器を切って型からとり出す。
  4. 3.をさらに2日おいて完全に乾燥させたら、でき上がり。  
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